転職の面接時によく聞かれる質問は多々ありますが回答に困ったことはありませんか?
「何を言えばいいのだろう?」や「どう言えば良い印象をあたえるだろう」と考えて言葉につまる経験をしたこともあるはずです。
私は有料職業紹介を行っている派遣会社で8年間働いていました。
派遣会社の時から現在に至るまで面接うぃ行ってきた経験から転職活動を有利に行える情報を発信します。

面接で好印象をあたえると有利だね
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転職の面接に関しては、その人そのものを知りたいと思っている傾向が強いので何かを暗記したり対策を用意するようなものではないというふうに思っています。面接官からしても、その人の本音を知りたいと思っていることが多いので、マニュアルを準備して面接に臨むと上手くいくという事ではないです。
準備をしておかないと答えにくい質問に関しては準備をしておくに越したことはないので、よく聞かれる質問を3つ挙げさせていただきます。
これを読んで傾向と対策を用意してもらえればと思います。
- 企業の面接官がよく聞く質問を知りたい人
- 面接官に好印象をあたえる返答が知りたい人
- 気を付けるべき点を知って他の人と差を付けたい人
それでは最後までお付き合いください。
面接官が良く聞く質問とは

たくさんの会社を担当してきましたが、面接官が聞く内容で多い質問を挙げます。参考にしてみてください。
- あなたの強みと弱み
- 入社後に考えているキャリアプラン
- 仕事への動機付け
この3つは多くの会社で聞かれてました。
今、この記事を読んで思い当たる節があった人も多いのではないでしょうか?
共通して会社が聞きたい内容である事に違いありません。ではどういった回答が良いのかを話していきます。
印象をよくする回答例

あなたの強みと弱み
これは転職に限らず、新卒の就活時にも聞かれる質問だと思います。
この質問に対しては強みよりは弱みを理解したいという意図の方が大きいです。
ここまでの質問で自身のピーアールは出来ていると思います。そんな人の「弱みの部分はどんなところなのか」というのを面接官は見たくなるのです。強みしかない人はいません。面接官に自身の弱みを客観的に見て言語化して伝えるということが求められるのです。
人間なので「弱みは隠しておきたい」と考えるのが普通です。が、隠すような弱みなら感覚的に面接官に伝わっていることは多いと思います。この弱みを隠さずに言語化して伝えることは、「自分で自分を客観視する力が強いかどうか」を確認する手段としてこの質問があるのです。これがきちんとできていると「仕事が出来る」と評価を受けやすいので、伝えた方が良いのです。
入社後に考えているキャリアプラン
入社後に考えているキャリアプランということは、入社がゴールではなく、スタートであるという感覚で質問をしています。3年後の短期と10年後の中長期を、入社してからどういう風にステップアップしていきたいかということを聞きたいと思って質問をしているのです。
転職者は内定をもらうことや、入社することがゴールとして設定されているケースも多いのです。これには現職を早く辞めたいとか次の会社に早く就きたいなどのことが目の上にあがり、本当のスタートラインから逃避してしまう気持ちもあると思います。
こうなると面接官とはすれ違いが起きてしまいますので、しっかりとキャリアプランを考えて伝えるようにしましょう。これにより、本人のやりたい内容と、会社の希望する内容が重なっているかどうかをミスマッチにならない様に見極めることができるのです。
面接までに本心のキャリアプランを考えておくようにしましょう。
仕事への動機付け
これは面接官は重要視しているケースが多い質問です。業界や会社を問わず、どんな仕事も大変な部分はあります。まして、今面接しているのは現職に不満を抱えている人な訳です。ですから、「当社に来ても別の事項で大変な事や不満は絶対に出てきます」という内容の話は出ます。
それに対して大変な前提でどうやってそれを乗り越える事が出来るのかという動機付けやモチベーションの源泉を用意しておいた方が良いのです。
これが無いと、ただ良い面だけ見て入りたいと言われている気がするので、入っても大変なことに当たると会社を見切るんじゃないかという不安をあたえてしまうことになります。

面接での気を付ける点

今まで話をした通りですが、大事なポイントをあげます。
面接官の意図をくみとって、ちゃんと回答できることが重要なのです。
面接官は採用した後に定着と活躍ができる人を採りたいと思っています。
これをくみとった上で上手く答えることが求められているのです。これが面接に対して共通して言えることなのです。
面接時のまとめ
今回の大切なポイントは3点です。
- 自身の弱みを面接の許容範囲内で言語化して伝えることは重要
- 3年後の短期と10年後の中長期のキャリアプランをきちんと用意しておく
- どんな仕事も大変なので、仕事の動機付けとモチベーションの源泉を考えておく
これを丸暗記するのでは無く、面接官の意図に対して回答として用意しておくようにしましょう。
転職はゴールではなく、新しいスタートですから先が明るくなる活動にすることが重要です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
おわり
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