私にはうつ病と診断を受けた子供がいます。
自分自身の子供がうつ病と診断されるなんて思ってもみませんでしたが、今は少しづつ受け止められるようになってきました。
同じようにうつ病の子供をもつ方が対応に困ってしまったときの助けになればと思い経験に基づいて記事を書いています。

親としての実体験からの内容だよ
うつ病には休養が最強だと感じています。この記事ではうつ病を治すのなら休養が最強である理由を説明していきます。
会社や学校は休んで休養を取りましょう。完治までの期間は断定できないので会社を退職して再就職が良いです。私の子供も退職して休養しています。健康になれば働けますので焦らないことが重要です。
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行ったり行かなかったりを繰り返すなら、きちんと治すまではうつ病と向き合ってから先のことを考えても遅くないですよ。
見守る親もうつ病の子供を見ているあまり心を病んでしまわないように、親の心が病まない対策も合わせて説明してきます。我々親が見守っていくために必要なこともあるからです。
・うつ病の子供と日ごろ向き合っている方
・うつ病の子供の対応で悩んでいる方
・うつ病の子供の行動で理解に苦しんでいる方
・心を病んでしまいそうになっている親の方
一緒に悩みを解決して前に進んでいきましょう。
うつ病だと診断されたら学校や会社に行かせてはダメな理由

親であれば子供に何か変化があっても「学校には行ってもらいたい」や「会社に迷惑かけないように生活してほしい」などと思うでしょう。
当たり前だと思いますが「普通の生活をしてくれれば」という想いが先に出てしまうからですね。

周りと違うと不安になるよね
うつ病ということがそもそも普通ではない状態ですから、学校や会社に行かせてはいけません。学校や会社に行かせてはいけない理由は3つです。
①普通ではない状態で学校や会社にいるほうが周りにも迷惑をかける
②うつ病で少しづつ会社や学校に行かせても最後は休みがちになり最後は行かなくなる
③学校や会社に行かせることで治療や完治までが遅くなる
普通ではないうつ病状態で学校や会社にいるほうが周りにも迷惑をかける
親であれば、うつ病をわずらっている本人の状態が普通でないことは分かっていると思います。
では想像してみてください。うつ病の本人が自分の会社で同じ部署で働いている部下だとしたら、みんな気を遣いながら接したりするわけですよね。

本人はどんな気分なんだと思う
本人も周りも常に気を遣っている状態で生産性は上がりますか?学校の授業は進んでいきますか?絶対に遅れていきます。
つまり、普通ではないうつ状態で学校や会社にいるほうが周りにも迷惑をかけるのです。
うつ病で少しづつ会社や学校に行かせても最後は休みがちになり最後は行かなくなる
容体が安定し始めると復帰を願う親の気持ちが前に出てしまいます。
少しづつでも「学校や会社に行く状態に慣れていってほしい」と思ってしまうのです。

早い判断は本人も苦しめるよ
われわれ親は復帰を願うあまり、今の本人には辛いことを言ってしまいがちです。
体と心の健康を取り戻すまでは休ませてあげましょう。行ったり行かなかったりの繰り返しになる状態は苦痛に感じるらしいので、けっきょく最後は行かなくなってしまいます。
私のこどもが実際に辛かったと感じたらしいので、せかすことが無い方が望ましいです。
学校や会社に行かせることで治療や完治までが遅くなる
学校や会社に行かせることは、優先事項を勘違いしている状態と同じです。
体調や精神の不良→治療→完治→復帰という流れを途中で変えてしまうと完治までは遅くなってしまいます。

親の気持ちは復帰を優先しがち
私も1度は復帰を優先してしまいました。私の経験はこちらの記事で確認できます。今は治療→完治を優先に考えています。
治療→完治をしてから復帰しても先は長いので、ここでは完治を優先したほうが子どものためになりますよ。
うつ病には心を休養させることこそ必要

親であれば子供に何か変化があっても「学校には行ってもらいたい」や「会社に迷惑かけないように生活してほしい」などと思うでしょう。
しかし、1番大切なのは我が子です。会社は世の中にたくさんありますし、学校も変えることができます。

世間からの目を気にしがち
我が子の心と身体の健康を取りもどすには休養こそが必要です。うつ病には心を休養させることが完治までの近道なのです。
休養が必要な理由は下記の通りです。
①精神に不安を感じている
②こころの頼りになってくれる人を探している
③受容や共感を求めている
ひとつづつ説明していきます。
精神に不安を感じている
精神的に不安を感じている状態では、普通の精神状態の方から見たらちょっとしたことがさらにストレスを増加させてしまいます。
私の子供も、会社の駐車場まで行って戻ってきたことが数えきれないくらいあるのです。

日常生活が出来ないくらい不安なんだよ
精神的に不安を感じている状態を親がすこしでもキャッチしたら休養をとって心を休ませることは大切です。
こころの頼りになってくれる人を探している
精神的な不安は、「なんで自分だけこうなってるんだろう」や「こんなはずじゃないのに」と何回も自分に問いかけているのです。
私の子供も最初は自分だけで悩んで誰にもこころの状態を言えなかったと言っていました。

本人も後ろめたさがあるんだよ
聞いてくれる人や受け止めてくれる人を探している状態のときは、こころの休養を最優先に考えるべきなのです。
受容や共感を求めている
受容や共感があってはじめて親が言うことに耳を傾けてくれます。
子どもの状況に変化があると親は「休んではいけない」や「行けばなんとかなる」と思いがちですが、そんなケースばかりではありません。

答えが親目線だけになってない?
子どもが学校や会社に行かないと言い出したら親は不安になると思いますが、まずは子どもの話をしっかり聞いて「必ず行かなければいけない」という部分の不安を払拭してあげることが重要です。
自分自身がうつ病にかかったことが無ければ、行動も考え方も理解できなくて当然なのです。私の体験談はこちらの記事で確認できます。
長い人生で考えれば少しの休みは必要不可欠なのかもしれませんから。
会社に勤めている子供の場合の対応

会社に勤めている子どもの場合はどういう対応が良いのかを私の経験からお伝えします。
学生とは違いますので選択は限られますが、今の子どもにとって必要な選択が重要です。

親のエゴで選択しないこと
会社のことより、子どものことを考えている選択なら下記の2点です。
①休業する
②退職する
休業と退職では選択の意味が変わります。
項目ごとに説明していきます。
休業する
会社に迷惑をかけないためにも休業という話を会社にすることです。いける日といけない日があることが会社での評価を下げてしまうので、完治まで休みをもらうことを決断することが大切です。
診断書をもっていかなくてはいけないので、医者から診断書をもらいましょう。

診断書が無いと認められないよ
身体と心を整えるためには休養が一番ですから心おきなく休んで治療に専念できます。
ただし、休業には懸念材料があるので下記の2点を考える必要があります。
①休業できる期間が決まっている場合がある
②復帰すると仕事内容が変わる場合がある
①休業できる期間が決まっている場合がある
会社によっては休業を取らせる制度はあるものの休業できる期間を告知される場合があります。大企業より中小企業に多いです。
中小企業は人員の余力がないので1人の付加価値が大きいのです。

どれくらい休むか?を聞かれることもあるよ
大企業のように福利厚生制度が確立されていない場合は、休む期間を考慮しないといけない場合があります。
②復帰すると仕事内容が変わる場合がある
同じ会社で復帰をしたとしても以前と同じ部署で同じ仕事ができるとは限りません。精神的な部分での不安は会社に対しても不安を与えてしまいます。
復帰できる状態になって、いざ会社に行ってみるとまったく違う部署の違う仕事になってしまうというケースはありえます。

個人と会社の考え方の違い
だからね
同じ会社で復帰することを目標に休業される場合が仕事内容が変わる可能性があることを頭に入れておいたほうが良いでしょう。
退職する
会社に在籍していることで親としての安心を手にいれようとしていませんか。
今の状態ではいつの間にか「あの人は仕事ができないなぁ」や「あの人は当てにならない」などと言われかねません。主に仕事ができないと言われてしまう人の特徴はこちらの記事で確認できます。
心の状態が回復すれば働くことができますが、心の状態が回復しないのならば一旦は区切りをつけて退職するほうが良いです。

心の回復にどれくらいかかるかは個人差があるよね
世の中には会社がたくさんあります。
心にゆとりをもって働ける職場を探すことも可能です。今の会社に執着するより新しいスタートをするために心の回復を優先に考えて療養に専念するために退職する方法は良いです。
私も子供と話をして一旦退職する形にしました。今は顔色も良くなり回復傾向です。
うつ病への知識をつけるならとりあえず読書が良い

うつ病への接し方や理解は自分が思っている知識だけで解決できません。私も知識が薄かったと気づかされた一人です。経験はこちらの記事を確認してみてください。

専門家じゃないなら知識が必要でしょ
はじめてうつ病やうつ病かもと感じる人に接するのですから誤った考えで接しないように読書で知識を身につけましょう。私が読んで分かりやすいと思った本を少し紹介します。
うつ病の人の気持ちがわかる本
患者本人の言葉にできない心の訴えや本音をまとめた一冊です。
イラストとチャートを多用してその思いを適確に表現しており、家族の対応と回復におおいに役立つ決定版です。
マンガでわかるうつ病のリアル
うつ病の実態と「うつ病に関する間違った知識」をわかりやすく伝えるコミックエッセイです。
復職後再発率ゼロの心療内科の先生に「薬に頼らず、うつを治す方法」を聞いてみました
病気への理解をはじめ、医学的見地にもとづいた呼吸法、生活指導、認知行動療法などを通じて、「薬に頼らず、うつを治す」ということを知ることができます。
上記の3点は読みやすく分かりやすいです。
自分の子どもだとしても理解に苦しむうつ病の状態を知るためにも読んでみてください。読むと「目からウロコ!」な部分がたくさんありますよ。
最後に

うつ病だと診断されたときは休養が一番です。
そして休養に勝るものは無いのです。

まずは休養が基本なんだよ
そして、うつ病の生活を理解するのは難しいはずです。私もそうとうな時間がかかりました。
それでも子供と向き合っていくために、うつ病への知識と見守る心を親として持ち続けましょう。
おわり


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