今回は伊藤洋一さん著の「1分で話せ」を読んで感じたことを書きたいと思います。
伊藤洋一さんはソフトバンクの孫さんが教えている「ソフトバンクアカデミア」のCEOコースでプレゼンをしつづけて1位を取っているスゴイ人なんです。プレゼンの鬼ですね。

会議などでプレゼンをする機会がある人は参考にできる内容だよ。
プレゼン力を上げたい人は参考になるよ。
この本にはプレゼンの極意が詰まっていますので、サラリーマンの方は是非一度読んでみてください。

今回はポイントを3つに絞ってお伝えします。
プレゼンは相手を動かす事
どんなにきれいな資料を用意しても、かっこいい説明をしても、相手が要望の通りに動いてもらえなければ意味をなさないという事です。
プレゼンを受ける側の人が真剣にプレゼント向き合っているかというと、違う事を考えている人が多いでしょう。そんな人に聞いてもらうだけではなく、行動してもらうためにプレゼンを行うわけです。
相手の立場、興味を示すところ、説明に対する知識、これが自分の説明より意識しないとプレゼンは上手くいかないという事なのです。
相手を行動させることがプレゼンである
- 相手の事をよく知りましょう
- 相手に合わせたプレゼンを作成しましょう
- 相手に何をしてほしいのかをよく整理しましょう
準備が大切であり、準備次第で資料作りと話す内容が決まります。
3段ピラミッドをつくる
結論・根拠・具体例の順でピラミッドをつくります。具体例がたくさんあれば、その上の根拠に繋がります。その根拠をまとめて結論にするとピラミッド形式になります。これが重要だと書いてあります。
結論を言われると、「なんでその結論になるのか?」という風に左脳が働きます。そこに根拠をロジカルに提示して左脳を支配します。そうすると「それが自社に関係するのか?」と右脳で考えます。それを具体例をあげる事で右脳を支配することができるのです。
どちらの脳にも効果的な根拠と具体例を述べる事で迷いのない決断をしてもらうことが可能になります。
リトルホンダをつくる
サッカーの本田圭佑選手が「ぼくの心の中のリトルホンダに聞いてそう決断しました」といった事があるのですが覚えているでしょうか?それくらいリトルホンダという言葉は有名です。これは自分自身を俯瞰する自分をつくることです。
自分のプレゼンを聞いているもう一人の自分を目の前に意識して、どう見えているか・どう聞こえているかを意識して話をするのです。客観的に自分をみるという事です。本書ではプレゼンが行われる場所に早く入ってプレゼンしている自分を想像することが、このリトルホンダをつくる初歩的テクニックだと書かれています。

まとめ
- 相手を動かす事
相手を理解して、どのように動いてほしいか
- 結論・根拠・具体例の3段ピラミッド
左脳と右脳のどちらも支配して迷いなく決断してもらう
- リトルホンダをつくる
自分を俯瞰しながらプレゼンをおこなう
この3つが重要だと思いました。
サラリーマンであれば会社の為になることは通したいのが本心でしょう。
ですから上手く事が進むようにプレゼンに参加する何人かには根回ししてからプレゼンに臨みましょう。これはサラリーマンとして重要だと思います。プレゼンの内容を通りやすくする努力も忘れてはいけないということです。
今回は「1分で話せ」を読んで思った事を書きました。少しでも参考にしてもらえればと思います。
最後までよんでいただき、ありがとうございます。
おわり
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