今回はジョージ・S・クレイソン著の「バビロンの大富豪の教え」を読んだので内容をお伝えしたと思います。
将来へのお金の不安があるけど、読書が苦手という人にピッタリの漫画で投資を理解できる内容です。
古代、世界で最も裕福だったバビロンという都市に住んでいた大富豪のお金に対しての考え方が書いてあります。1926年に物語形式でまとめたものになります。

長い間、語り継がれるには理由があるよ。
時代が変わっても活きる考え方が書いてある証拠だね。
今でも読み継がれている理由は、書かれている内容が本質的だからです。お金を稼ぐテクニックではなく、自分がお金にどうすれば愛されるかが書かれているのです。
この本の中では7つの知恵や5つの法則という大切な言葉が出てきますが、詳しい内容は是非、本を購入して読んでみてください。

今回は簡単にまとめますので、もっと詳しく知りたいと思っていただければ幸いです。
この記事を読むとこんな事が分かります
- お金の正しい貯め方
- お金の正しい使い方
- これからの働き方
この3点についてお話していきます。
最後までお付き合いください。
お金の正しい貯め方について
本の中では「財布を太らせろ」と言っています。
これは収入の10分の1を必ず貯金する事で可能になります。消費・浪費はお金が他人のところに流れている状態です。貯金をしてこそ、お金が自分のものになったと言えます。
本質的な答えは常にシンプルなのです。
収入の1割を貯め続けることは簡単のようで難しいでしょう。収入と支出のバランスを見直さないと常に1割を貯め続けるということの難しさに気付かないと思います。続けることは難しいですが、それこそが本質なのです。1割なら少しの努力で可能なのです。それをすることでサラリーマンの生涯年収が2~3億円と言われていますので、2~3千万の資産が残るのです。老後の2千万円問題が解消しますね。
これがお金を貯める本質になるのです。
お金の正しい使い方について
本の中では「ためたお金は寝かせるだけではなく、投資しろ」と言っています。
これは、貯めたお金に自分の為に働いてもらうということです。ただし、損失という災難から死守しろとも言っています。お金を投資する事は大切ですが、危険な罠には騙されてはいけないのです。投資をしようと思うと、それを騙そうとする人も近づいてくることもあります。これは今も昔も変わらないのです。

ニュースでも「投資の話で騙された」なんてこと聞くよね。
上手い話にのらないで、冷静に考えるか相談をしてみよう。
投資先は元本保証により元手が減らない投資が良いと言っています。その他に、知恵のある人に相談をする事と言っているのです。元本保証は低リスクな投資先であると考えるのが良いでしょう。有効な投資先は積立インデックス投資が有効になると思います。景気の変動はあるが、低リスクな投資先と言えるでしょう。
これにより、コツコツ投資したお金がコツコツと働いてくれます。コツコツ働いてくれるとは利率が返ってくるので長期的な投資であれば増えていくことになるのです。
自分の働き方について
お金の話ばかりではなく、「労働の喜びを知ることが大切」と言っています。
お金は、自分の我慢や拘束されている時間に対する代価という考え方ではいけないのです。こうなると「働かずにお金が貰えれば」みたいな考え方になってしまいます。
仕事の内容を認められたり褒められたりして、その報酬としてお金は貰うべき物なのです。働くことを楽しむという事がお金を得る為に大切な要点なのです。
この場所で可能性がないと感じれば、環境を変えてでも働くことを楽しむ努力を怠ってはいけないということになります。
「バビロンの大富豪の教え」のまとめ
大切なポイントは以下の3点です。
- お金の貯め方
収入の1割を貯金すること - お金の使い方
低リスクな投資先に投資する事、知恵のある人に相談すること - 働き方
労働は憎いものではなく楽しむものである
今回は簡単に要約しました。
もっと詳しい内容を知りたい方は、漫画で読める「バビロンの大富豪の教え」をぜひ一度、読んでみてください。
大富豪とはギャンブル性の高い事で勝負するのではなく、シンプルなことを確実にし続ける事が大きな財産を得る事に繋がるのです。
始める事と続ける事に重点を置いて進んでみましょう。
きっと明るい未来が待っているはずです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
おわり

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