今回は著者樺沢紫苑先生の「絶対にミスをしない人の脳の習慣」という本を読んだ内容をまとめてみたのでお伝えしたいと思います。
社会人になれば、仕事が出来る人って何が違うんだろう?と不思議に思うところがあるでしょう。
仕事が出来る人は何がちがうのか?自分との違いが何なのか?を見つめ直すことが大切です。

向上心があるなら知っておこう
仕事が出来る人の一部を理解できる本です。
最後まで読んでいただいて詳しい内容が気になった方は、本を読んでみてもらえればと思います。
それでは内容を書いていきたいと思います。
- ミスをしない人の脳に興味がある人
- 仕事が出来る人だと見られたい人
- 今より向上心がある人
最後までお付き合いください。
「絶対にミスをしない人の脳の習慣」結論
ミスをしない人はワーキングメモリが大きい人のことを言います。
これは記憶を一時的に保存する事ができる容量のことです。
そしてワーキングメモリは鍛える事で大きくする事ができます。
それでは順番に説明していきますので、参考にしてください。

ワーキングメモリって何?
ワーキングメモリとは、記憶を一時的に保存する事ができる容量の事です。
頭の良さや作業デスクの広さととらえることが出来ます。
作業デスクが大きいと多くの書類を広げて比べながら作業をすることが可能です。
私たちの脳が一時的に記憶できる時間は数秒~30秒くらいと言われています。
それくらい脳の中では情報の使者選択が目まぐるしく行われているのです。
このワーキングメモリを鍛えることで頭の回転がUPしたりミスを減らしたりすることができるようになります。
ワーキングメモリを鍛える方法について
主な方法は9つです。
・7時間以上の睡眠→睡眠不足は作業時間増、ミス増に繋がると数々の研究で証明されています。睡眠は個人差がありますが多くの理想は7~8時間と言われています。
・有酸素運動→酸素を使う運動です。ある程度の時間をかけて行う運動によって集中力、記憶力、理解力が鍛えられるため最強の脳トレです。
・自然の中での運動→自然豊かなところ、緑豊かなところで行うことでストレス発散やリラックス効果も得られるので脳をさらに鍛える事ができます。
・読書→読解力とワーキングメモリは相関関係にあります。読書で読解力が鍛えられるとワーキングメモリも鍛えられます。
・記憶力を使う→著者の樺沢紫苑先生がオススメしているのは語学の勉強や資格試験や昇進試験です。必ず暗記を伴うので記憶力を使います。特に語学や昇進は自分の為に役立つ事になり、人生の選択肢を広げる事にも繋がるのでモチベーションも保ちやすいです。
・暗算→ワーキングメモリを鍛える為にあるようなものです。暗算は数字を頭の中で仮置きして計算しますのでワーキングメモリはどんどん鍛えられます。
・料理→複数の作業を効率よく行っていくので段取り力が鍛えられます。楽しめる事と会話に繋がる事でストレス発散にも繋がります。
・ボードゲーム→頭の中で様々なシミュレーションを行いながら進めていくので、遊びながらにして脳トレを行っている事になります。
・マインドフルネス→今この瞬間に意識を向ける事。マインドフルネス瞑想というのがあります。背筋を伸ばし、呼吸に集中する事。これを一日5分行えばワーキングメモリ向上と幸福度、免疫力がUPしストレスダウンに繋がるので沢山のメリットがあります。
この9つを意識して行うことでワーキングメモリを鍛えることができるのです。
次に作業の効率を上げる3つを紹介します。
作業効率をUPさせる3選
- デュアルタスク
有酸素運動と脳トレを同時に行うこと。有酸素運動により、脳に行きわたる血流が上がるので良いアイデアが浮かんだり、脳を鍛える事ができるという事です。
例えば英会話音声を聴きながらウォーキングをするなどで理解力が高まり記憶に定着しやすいです。 - 手書きメモ
手を動かすことによって脳神経に刺激が加わります。これにより集中力と記憶力が上がります。やるべきことが散乱しないようにメモに書きだす事で脳の中から一旦退かす事ができます。これによりワーキングメモリのパンクを防ぐ事ができます。 - 3ポイント勉強法
人は3つの塊で覚えるのが有効であると最近の研究で発表されているそうです電話番号がハイフォンで3つに区切ってあるのはその為です(例000-1111-2222)
樺沢紫苑先生はセミナーや講習の時は3つを理解して吸収しようとするのが効果的な勉強法だと言っています。
まとめ
ワーキングメモリとは脳内の作業領域のことなのです。
これを鍛える事で回転と記憶力を上げることができます。
鍛える方法は9つ 7時間以上の睡眠 有酸素運動 自然の中での運動 読書 記憶力を使う 暗算 料理 ボードゲーム マインドフルネスを意識しましょう。
更に3選として デュアルタスク 手書きメモ 3ポイント勉強法の3つを行うことが重要です。
ワーキングメモリは後天的に鍛えて伸ばすことができますので全部を一気に行って鍛えようとするのではなく、3つくらいを変えながら鍛えていくことが効率よく鍛える方法だと思います。
これを習慣にする事で良い結果に結びつくと思いますので、まずは取り組むことから始めましょう。


スタートすることが大切だね
今回は樺沢紫苑先生の「絶対にミスをしない人の脳の習慣」を紹介しました。
もっと詳しく知りたい方は本を読んで参考にしていただければと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
おわり
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